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[3799] 今日も銀ぎん!/2014.08.03(日) 18:22

『今年は夏男?で銀ぎん!』 2014年8月3日(日)

朝からシトシト雨もいいもんです。

8月に入り、夏本番!
今年はなぜか元気です。
ここ数年、夏になると「蝉の抜け殻」みたいになっていたのに。
もしかしたら、秋に倒れる前兆かも。

サウナと水風呂が最高!
しかし、これもヤリ過ぎは禁物。
ほどほどにしないとダメですね。

先日、Twitterで、落語会の客席におけるメモについて、
僕の持論、まあ早い話が「かなわんなぁ」てなことを書いたら、
大多数の方々が僕に賛成してくださったんですが、
やはり、一部の方の中に「いろんな楽しみ方があっていいのでは」
という意見がありました。

これはもう、妥協点を見いだせないかな。

あのね、着物の色や演目をチョチョッとメモするくらいなら、
別に気にもならないんですよ。
すぐに済みますから。

僕が問題にしているのは、マクラからズ〜ッとメモしてる人。
それも、小さな会場の目立つ席で。
メモ族。
他のお客様の迷惑にもなるしねぇ。

誰にも見つからないようにしてくれたら、まだ可愛いけど。

でもね、メモ族の言い分はこう。
「メモを止めたくなるくらいの落語をしてほしい」
横でメモされたら目障りだというお客様に対しても、
「高座に集中していれば、隣でメモしていても気にならないはずだ」

こういう考えの方々に、どうすれば、わかってもらえるのかな?
わかってもらえないよね?

最近では、スマホや、客席にパソコンを持ち込んで
書き込んでいる「豪傑メモ族」もいるそうです。

僕はまだ遭遇していませんが。

もし、遭遇したら、どうするかな?
「木戸銭はお返ししますから、お帰りください」を
最も汚い関西弁に変換して言ってしまうかも。

あ〜、そんなことしたくない。

お願いですから、メモ族の皆様、僕の落語会には、
くれぐれもお越しにならないでください。

まあ、こんなこと気にしているようでは「チャチな噺家」なのか?

でもね、僕も映画、演劇、コンサートなど、
いろいろ観に行きますが、
「メモをする」という行為は、舞台上の全ての人やものに、
失礼な行為だと思うんです。

まだ、寝てる方がOK!
寝てるお客様、全然、気になりません。
「あ〜、寝てはるわぁ〜」てなもんで。
僕も時々、寝ますから。
高座でチャウよ。

「真剣に演じている、真剣に歌っている」ものは、客席側も、
「真剣に聴く、真剣に観る」で臨みたいし、臨んでほしい。

僕の言う「真剣に観る、聴く」は、つまり、
五感で楽しむということ。

メモしてたら、入り込めないでしょ?

いやいや、いつも「真剣に観たり、聴いたり」はしんどいよね。
それなら、「気楽に観たり、聴いたり」でいいんです。
「気楽に」なんだから、メモは不要だよね。

う〜ん、こんなこと書いてるうちは、器が小さいかね。

さあ!枝豆とビールや〜!

では、8月も銀ぎん!^^