『他人事ではないで銀ぎん！』 ２００９年１０月３１日(土）
いいお天気です＾＾
ここ最近、２回も毎日新聞に取り上げて頂きました。
どちらも大阪版ですが。
２４日（土）夕刊の「町田康の演芸評」と３０日（金）の朝刊。
いろんな方から「読んだよ〜」とメールが。
やはり、新聞の力というのはスゴイですね。
お蔭様で独演会の売れ行きが伸びました＾＾
２１日（水）の神戸新聞にも記事が出てます。
昨夜、友人でもある趙博（パギやん）のライブに行って来ました。
友人と書きましたが、人生の大先輩です。
場所は梅田の「レンドッグス」というライブハウス。
パギやんはミュージシャンですが、今回は歌いません。
「声体文藝館」と題し、パギやんが「映画を語って演じる」のです。
昨夜は、僕も大好きな名作『砂の器』でした。
オープニングに登場は司会のナオユキさん。
スタンダップコメディーで独特の世界を作ってはります。
ところが、ナオユキさんが喋っている最中、信じられないことが。
客席真ん中辺りの男がケータイで喋り出したんです。
小声でしたが、それでも聞こえます。
すぐに切るかと思いきや、まだ話してるので、僕がスタッフに合図。
僕も一緒に立ち上がって、言ってしまいました。
「アンタ、ケータイ切り〜な。ヤカマシイねん！」。
その男は「スミマセン」とすぐに切りましたがね。
ゴルフの石川選手に対するケータイのカメラ騒動など、
このところ、観客のマナーの悪さが増える一方です。
僕も先日、ラジオの生放送で、
「落語会、芝居、映画、あらゆる場でケータイを鳴らす奴、
もう来るな！」と叫びました。
これは僕の本心です。
それから、客席でメモ取る奴。
最近多いね〜。
前にもここに書いて、ちょっと波紋を呼んだらしいけど、
ホンマ頼むわ。
いやまあ、演目を書いたり着物の色を書いたりして、
すぐに終わるのならいいんですよ。
見てたら、一言一句書いてるような奴がいるんですよ。
お前は新聞記者か？
速記の練習してるんか？
もっと気楽に楽しみなよ＾＾
一億歩譲って、メモ取ってもいいけど、噺家に見つかるな！
メチャかっこ悪いよ、メモ取ってる姿。
粋じゃないしね。
メモ取る人に限って、小さな会場の一番前でやってるんです。
大きなホールの端の方ならまだしも。
寄席でメモ取るのは、例えたら、浮気と一緒かな。
「やるなら見つかるな」。
僕は見つかってません＾＾
今日は午後２時から難波のトリイホールで「ヘイヘイ・ペイペイ」。
明日は午後１時から尼崎のピッコロシアターで独演会。
どちらも当日券が若干あります。
「銀瓶のブログを見た」で前売り扱いになります。
筆記具は持たずにお越し下さい＾＾
それから録音もなしで。
落語は「一期一会」なのです。
では、今日も銀ぎん！＾＾