『初日の涙は格別で銀ぎん!』 2008年4月18日(金)
強い雨の音で目が覚めました。
でも、憂鬱な気分ではありません^^
昨日の「焼肉ドラゴン」初日、お蔭様でいい感じでした。
12時からダメ出しがあり、その後、5時まで稽古。
キャストには多少、疲れの表情が。
でも、楽屋に届いた多くのお花を見て、パワーが!^^
開演に備え、Nマネージャーと一緒に「喜多方ラーメン」へ。
その後、OマネージャーとKマネージャーも楽屋に。
彼らも楽しみにしてくれてる様子。
衣装に着替え、開場直前、舞台上にキャスト全員が揃い、
「焼肉ドラゴン、ファイティン!」と雄叫びを上げ、気合い注入!
「このメンバーで稽古してきたんやから、絶対、大丈夫!」
そんな気になりました。
平日の夜ということで、お客様の入りが心配でしたが、
ほぼ満員だったそうです。
お芝居の客席は、落語会と比べて暗いので、
舞台からはよく見えないんです。
でも、お客様の反応で、たくさん入っていることがわかりました。
開演すると、いいテンポでお芝居が進んで行きました。
笑いどころでも、ちゃんと反応が。
自分が出てない場面でも、やはり気になるので、
楽屋のモニターや舞台の袖でチェック。
客席から笑い声が起きると、ホントに嬉しかったです。
自分が出てないのに。
お芝居は、キャストとスタッフ、そしてお客様、全員のもの。
落語会でも同じです。
自分の前の噺家がウケてると嬉しくなります。
プレッシャーもかかりますが^^
でも、その笑いに乗って、自分もノビノビやろうと思えるのです。
他の俳優さんの演技は客観的に見ることができましたが、
さて、僕の「長谷川」はどうだったでしょう?^^
正直、そんなに緊張はしなかったです。
普段の落語会と同じような、心地良い緊張感ですね。
自分が何点かは、わかりません!^^
終盤の五場と六場では、涙が出ました。
そして、カーテンコールでも。
お客様の大きな拍手に包まれ、幸せな気分でした。
落語とはまた違う充実感。
これがあるから、役者さんはお芝居をやるんでしょうね。
終演後、食堂で初日の乾杯。
多くの関係者と一緒に労をねぎらいました。
韓国からもたくさんの人が。
ウチの三人のマネージャーも嬉しそうでした。
特に、韓国語落語をやり始めた時の担当だったO氏が。
何のツテもないまま、一緒に韓国に行って、いろんな人に会い、
「韓国語で落語をしたいんです」と頭を下げてくれました。
それが、3年経って、こんな形になったんです。
もっと変わらなければ。
彼らと一緒に変えていかなければ。
「焼肉ドラゴン」の予告編の映像が見られます^^
ぜひどうぞ!
http://www.nntt.jac.go.jp
もちろん、生の舞台を観て下さい。
27日(日)までやってます。
さあ、昨日のことは忘れて、今日も新鮮に、全力で!^^
では、今日も銀ぎん!^^