[3864] 今日も銀ぎん！/2014.09.09(火) 18:01

『秋男の出番だよで銀ぎん！』　２０１４年９月９日（火）

今朝、４時に起きてトイレに入ったら、聞こえてきたんです。
トイレの花子さんの声ではなく、虫の鳴き声が。

「秋だなぁ〜」としみじみ感じながら、パンツを下ろしました。
僕が最も好きな季節の到来です。

しかしまあ、今年は、年明けから体調良く過ごしています。
こんなことは、２００８年以来だと思います。

１年間、体調、気力ともに充実した状態でキープするというのは、
とても難しいことですね。
プロ野球選手でも、少数派ではないでしょうか。

結果や成績というのは、そのあとについてくるモノですね。

ラジオ大阪「笑福亭銀瓶の銀ぎんワイド」の夏休みを利用し、
８月２９日（金）の夕方から仙台市へ旅行してきました。

当初は、ニューヨークへ行くつもりだったんですが、
東日本大震災の被災地の今を見ておこうと思いまして。

で、せっかく行くのなら、仮設住宅で落語をしようとなりまして、
８月初めに仙台市役所に電話し、仮設住宅を紹介してもらいました。

仙台市若林区の「荒井小・仮設住宅」。
元々、小学校が建つ予定だった土地が仮設住宅になってるんです。

事前に自治会長さんと連絡を取り合い、
高座の大きさを伝えていましたから、３０日（土）の昼、
僕が到着すると、手作りのしっかりした高座が、
集会所にできあがっていました。

おばあちゃんを中心に、およそ３０人の皆さんが集まり、
１時間、落語を聴いてくださいました。
「子ほめ」と「動物園」。

９月１日（月）の昼には、同じく仙台市にある朝鮮学校、
東北朝鮮初中級学校でも公演してきました。

こちらは、小学生と中学生、合わせて２０人に満たない、
小さな学校です。
かつては、もっと生徒がいたそうです。

ここでも、手作りの高座を用意して頂き、
日本語で「動物園」、韓国語で「犬の目」を。

「日本の文化もたくさん知ると、もっと楽しいよ」
てなことを言い、別れました。

仙台は、ホントにいいとこです。
牛タンは美味い、魚は最高！
仙台なら、住んでもいい！

でもまあ、津波で家が流された辺りを見てきたんですが、
「３年以上経って、まだこんな状態！？」と驚きました。
空き地に草がボウボウに生えて、そのままになっているんです。

なんとかならないものでしょうか。

昨日、８日（月）から「銀ぎんワイド」も復活してます。

９月以降、秋は落語会が多いんです。
ぜひ、お越しくださいませ。

１２月１７日（水）には、尼崎・ピッコロシアターで師匠と共演。
「鶴瓶・銀瓶　親子会」を催します。

１０月１９日（日）から一般発売開始。
早々の完売が予想されます。
皆さん、お早目に！

では、今月も銀ぎん！＾＾