『助け助けられで銀ぎん！』 ２０１０年６月１日(火）
今日もいい天気です＾＾
３０日（日）、兵庫県の篠山市に行ってきました。
もう１０年以上前からお世話になってる人たちがいるんです。
『笑福亭銀瓶・篠山後援会』とでも言うべきでしょうか＾＾
篠山で落語会を開いてくれたり、あるいは、
大阪や神戸の落語会に大勢でお越し下さったり。
５０代のおじさん数人が「みんなで集まれる空間を作りたい」と、
１３年前から山の中に貨物用のコンテナを使って家を造ってまして。
その名も『時夢館（タイムハウス）』。
２階建てで、１階にはキッチンや囲炉裏、さらにその奥には、
トイレやお風呂もある立派なもの。
今までにも何度もそこでボタン鍋をはじめ、
美味しい料理をごちそうになってきました。
その時夢館が最終的に完成したということで、
関係者の皆さんが集まって宴会を開いたのです。
でまあ、僕はお祝いの代わりに落語を一席しようというわけで。
２階の広いバルコニーに高座を造り、そこに約５０人集まりました。
壁はありませんから、周囲の緑が丸見え。
小川のせせらぎも聞こえてきます。
こんな会場はめったにありませんね。
落語のあとは外で宴会。
陽の光を浴びながら、美味しい空気を吸いながら、ビールをグビ！
都会では味わえないですね。
癒されて帰ってきました。
昨日、３１日(月）は繁昌亭で『よせぴっのための落語会』でした。
落語会の情報誌として、お客様はもちろんのこと、
噺家もお世話になってるフリーペーパー『よせぴっ』が財政難。
それを何とかしようと、桂米團治お兄さんが呼びかけ、
収益金を『よせぴっ』に寄付する会を企画。
落語ファンにもその想いが伝わり、月曜の夜にも関わらず、
立ち見も出るほどの大入り満員！
トップから、桂米市、笑福亭笑助、桂かい枝、林家花丸、
笑福亭銀瓶、桂春蝶、桂米團治というバランスの取れた番組。
お客様にも喜んで頂け、お蔭様でたくさん寄付ができました。
皆さん、本当にありがとうございました！＾＾
しかし、よほどのスポンサーがつかない限り、今のままでは、
『よせぴっ』の財政難はこれからも続くことでしょう。
こういう落語会をまた開いてもいいと思いますが、
もっと他の方法も考えないといけません。
『よせぴっ』を見て来られるお客様もいらっしゃるわけですから、
我々噺家もＰＲ料として、いくらか払うこともありだと思います。
そんなに多額じゃなくても、多くの噺家が出し合えば、
まとまった金額になり、少しでも助けになります。
噺家も『よせぴっ』に助けられてるわけですから。
そして、無料の『よせぴっ』を１００円にするというのもありでは？
集金方法が難しいでしょうが、田舎の野菜売り場みたいに、
箱を置いて、そこに入れてもらうと。
タダで持って帰る人がいても、それはまあ仕方ないかと。
昨日、初めて知ったんですが、『よせぴっ』を毎月発行するのに、
多くの方々がボランティアで忙しく動いてはるんです。
みんなで『よせぴっ』を守りましょう！
皆さん、ヨロシクお願いします＾＾
３０日(日）夜のテレビ『ソロモン流』、ご覧になられましたか？
山下春幸さん、スゴイですね！
僕は昔から「ユキ！ユキ！」と気軽に話してましたが、
エライところに行ってしまいました＾＾
情熱を持って突き進めば、道は開けるということですね。
「もっとちゃんとせなアカン」と痛感しました。
ここで、嬉しいご報告です！＾＾
２００８年に出演した、舞台『焼肉ドラゴン』の再演が決定！
来年２月に東京・新国立劇場で上演です。
もちろん、僕もまた出して頂きます。
ここを見て下さい＾＾http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000325_play.html
３月と４月は韓国と日本の他の都市での公演も計画されてます。
関西での公演が決まれば嬉しいですが。
では、今日も銀ぎん！＾＾