笑福亭銀瓶さんの 出演情報を保存しております。

□「笑福亭銀瓶の出演情報」に もどる

「出演情報」を検索

archive

[2369] 今日も銀ぎん!/2015.11.11(水) 12:40

『平成中村座で銀ぎん!』 2015年11月11日(水)

ポカポカ気持ちいいですね。
街路樹がいい感じに色づいてきました。
どこかでゆっくりと紅葉を楽しみたいものです。

昨日、『大阪平成中村座』夜の部を観てきました。
大阪城西の丸庭園に特設劇場が造られまして、
昔ながらの芝居小屋といった感じ。

今までに歌舞伎を観たことがない、オオザカレンヂkeisukeを引き連れ。
これも勉強です。

keisuke、寝るかなと思って、横目でチラッと見たら、
集中して見入ってました。
良かったヨカッタ。

『俊寛』と『盲目物語』。

橋之助さんが演じる俊寛、素晴らしい。
身を乗り出して観ていました。

勘九郎さん、七之助さんも、もちろん大熱演で、大満足。
『盲目物語』の勘九郎さんは、声が勘三郎さんにそっくり。

終演後、勘九郎さんと七之助さんのお二人だけでカーテンコール。
勘三郎さんのご遺志を見事に引き継いではりますね。

大阪城で、秀吉を悪く描いた『盲目物語』を上演するのが粋ですね。

最近読んだ本でも、秀吉は悪者でした。
悪かったんでしょうねぇ。
僕もあまり好きではありません。

しかしまあ、戦国の世、『エエひと』だけでは生き抜けませんわね。

現代社会もきっとそうです。

そりゃ、『悪いひと』と『エエひと』なら、後者の方がエエんでしょうが、
生き残ったり、何かを成し遂げたりするのに、
『100%エエひと』って、大丈夫なんでしょうか?

またこの、『エエ』というのが、見る側によって、
『エエ』か『エエことないか』、違いますからね。

Aさんは「あの人、エエわ〜」でも、
Bさんは「そうか?どこがエエねん。イヤな奴や」と言うこともあります。

先に書いたことを仮説として、その仮説が正しければ、
僕は完璧に、エエひとではないので、成功するでしょう。

でも、悪さが中途半端なので、中途半端な成功に終わるかなと。

こうなったら、とことんワルなったろ。

家族からは「性格が悪い」と口を揃えて言われてます。

あっ!
今日、電車の中でお年寄りに席を譲りました〜。
ホンマはエエひとなんかな?

では、今日も銀ぎん!^^