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[2372] 今日も銀ぎん!/2015.11.16(月) 14:40

『そうだったのか!で銀ぎん!』 2015年11月16日(月)

今日はポカポカ気持ちいいですね。
武庫之荘駅、ホーム沿いの桜がいい感じに色づき、
それを見ていたら、どこかに旅行かドライブに行きたくなりました。

昨夜、あることで、噺家が10人ほど集まりまして、
本題の話をした後、落語会の客席について話題が移ったんです。

客席と言いましても、イスの具合ではありません。
お客様の様子について。

「携帯電話を鳴らす人、なくならないなぁ」
「アメの袋、クシャクシャうるさいなぁ」
などなど。

僕は言いました。
「メモ取る人、なんで目につく席に座るんなかぁ?
わからんように、視界に入らない所でやってくれたらまだしも、
ああいう人ほど、目立つ席に座らはるんやなぁ。
前売り2500円、当日3000円、メモ席10万円にしたいわ」

僕は何が嫌いって、
客席でメモを取っているお客様が、
(お客様か?まあ、金を払ってるからお客様なのか)
一番嫌いです。

着物の色とか演目をちょこちょこっと書くくらいはいいですよ。
僕が言ってるのは、マクラからず〜っと書き続けてる人。
何を書いて、何に使うねん?
ブログ?
記憶力、ないんか?

メモ取らずに、頭で、ハートで感じてくれ!
僕の叫び。

すると、僕よりうんと人気者の一人の後輩噺家が、
「銀瓶兄さん、客席、見えてますの?」
と不思議な質問。

「コンタクトしてるから、ちゃんと見えてるよ」
「僕はしてないから、メモしてる人がおるかどうかもわかりません」

「そうか!コンタクトをつけなければ良かったのか!」

目から鱗。
いや、目からコンタクト。

しかし、コンタクトをしなかったら、目を細めてしまい、
ただでさえ悪い人相が、さらに悪くなるかも。

シネマート心斎橋で韓国映画『尚衣院(サンイウォン)』を観ました。

男の嫉妬は見苦しい。
「嫉妬」は女性がするもの。
「嫉妬」という文字を見ればわかる。

これが僕の感想。

では、客席でメモしてる人がいてても銀ぎん!