『倉敷と沈まぬ太陽で銀ぎん!』 2009年11月26日(木)
ここ数日、暖かいですね。
昨日、生まれて初めて、岡山県倉敷市に行って来ました。
倉敷青年会議所主催のイベントで落語をしたんです。
会場は倉敷公民館。
築何年でしょうか、かなり古い建物だと思います。
でも、300人と少し入る、ちょうどいい大きさで、
落ち着いた雰囲気のとてもいいホールでした。
「こんなホールが関西にもっとたくさんあればなぁ」と思いました。
楽屋の前にトイレがあるんですが、そこで面白いものを発見。
トイレットペーパーの上に張り紙がしてるんです。
そこにはこう書いてました。
「ペーパーは静かにお取り下さい。楽屋に音が響きます」。
別にかまへんやん。
楽屋に響いても。
舞台に響くのは困るけど。
それにトイレと楽屋の間には廊下があるんですよ。
まあ、過去に音が響いて困ったことがあったんでしょうねぇ^^
開演前、少し時間があったので、公民館の近所をブラブラ。
倉敷美観地区だったんです。
倉敷川の周りには古い建物がズラリと並び、
まるでタイムスリップしたみたい。
紅葉もとても美しかったです。
一度、ゆっくりと観光したい街ですね^^
今日は映画『沈まぬ太陽』を観ました。
久々に骨太の映画に出会いましたね。
渡辺謙さんが初日の舞台挨拶で泣いたというのが納得です。
この映画を作るにあたって、様々な苦労や困難があったであろうと
想像できました。
航空機の墜落事故という大変扱いにくい題材ですからね。
それにしても、この映画を観て、
「世の中というのは、こんなにも悪人が牛耳っているのか」と、
一瞬、愕然としてしまいました。
正義感や誠意を持つ人間が損をしているんですね。
ということは、僕も損をするのか。
あっ、ここ笑うとこですよ^^
三浦友和さんが憎たらしい役をされてるんです〜。
これがまた上手いから、腹立ちます〜。
香川照之さん、なんであんなに上手いんでしょうか。
ここ数年、「いい邦画」には必ず出てはりますね。
西村雅彦さんも悪人ですよ〜。
気持ちのいいくらいの悪人。
途中に休憩が入る長い作品ですが、まあ観て下さい。
では、明日も銀ぎん!^^