『受賞報告で銀ぎん！』 ２００９年１２月２日（水）
青い空に白い雲がポッカリ。
今日がこんなにいい天気でヨカッタ＾＾
携帯やパソコン、そして、ミクシィの日記に、
祝福のメールやコメントが続々と届いています。
さっき、世界の盗塁王からもメールが。
皆さん、ホントにありがとうございます＾＾
改めまして、この度、『第４回 繁昌亭大賞』を頂きました。
月並ですが、これは本当に、今まで僕の落語会に足を運んで、
僕の高座にお付き合い下さった、
どんな時も応援をして下さった多くの皆様のお蔭です。
そして、今回たまたま僕が頂いたのですが、
僕以外の噺家がもらっても決して不思議ではなかった。
それぐらい、みんなバリバリやってます。
昨年、生まれて初めて賞をもらったのが『繁昌亭奨励賞』。
その時、周りの方々が喜んで下さるのを見て、
受賞した以上の喜びを感じました。
「よし！じゃあ、もっと取ってやろう！」
正直に申し上げまして、今年は狙っていました。
そりゃそうでしょ＾＾
奨励賞を頂いたのなら、その上を目指すのは当然。
でも、「賞をもらうため」に落語をするのではありません。
「おもしろい落語」、「いい落語」、「また聴きたいと思える落語」、
そして、「自分が納得できる落語」。
こんなことを追い求めて自分なりに進んできました。
６月から８月まで心身ともに疲れ、潰れそうになりましたが、
たくさんの方々の支えにより復活し、秋の大事な高座には、
いい状態で臨めたと思います。
もしかしたら、神様がわざと夏場に休ませてくれたのかも。
とにかく、毎年、毎月、毎日が経験であり、勉強です。
何かをやっていれば決して無駄なことなどない。
時々サボることも、実はとても有意義なこと。
賞は残りますが、賞にしがみつくことはしません。
また、新たなスタートです。
毎日がスタートです。
昨夜、師匠に電話でお礼を言いました。
「おめでとう！」という言葉が、
賞金１０万円の何百倍も嬉しかった。
お金じゃないですよね＾＾
当たり前やっちゅうねん。
弟子にして頂いたご恩返しを少しはできたのかもしれません。
でも、まだまだ小さい。
ご恩返しという名の浴槽があるのなら、
まだ足首ぐらいしかお湯は溜まってない。
浴槽からお湯が溢れかえるのはいつのことやら。
昨年の大賞受賞者、桂吉弥くんからも今朝メールがきたので、
すぐに電話したんです。
「アンタがバリバリやってくれるから、大きな刺激になる」。
これが一番の気持ちです。
僕の周りには、刺激を与えてくれる人がいっぱいいます。
今回、奨励賞を受賞された桂文華さんもそう。
そして、爆笑賞の桂春蝶くん、創作賞の笑福亭たまくん、
輝き賞の桂吉の丞くんも。
若い時から一緒に歩んできた文華さんや、
勢いのある後輩たちと一緒に受賞できて誇りに思います。
受賞記念の落語会は、１月１２日（火）夜、
繁昌亭であります。
まだチケットは発売されてませんが、皆さん、ぜひお越し下さい＾＾
さあ！
喜ぶのはここまでにして、ダイレクトメールを作ろう。
午前中、神戸にある祖母のお墓に報告してきました。
柔らかい陽の光を浴びたお墓がキラキラと光っていた。
少しはおばあちゃん孝行もできたのかも。
では、今日も銀ぎん！＾＾