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[2707] 今日も銀ぎん!/2011.09.26(月) 23:06

 『名画と地獄島で銀ぎん!』 2011年9月26日(月)

今日の昼間、『午前10時の映画祭』に行きました。
梅田のTOHOシネマズ。
今週は、スピルバーグが1971年に製作した、『激突!』。

師匠・鶴瓶のもとで修行中、兄弟子の瓶太さんから、
「こんな面白い映画があるよ」と教えてもらったんです。

その後、10何年前に地上波で流れてました。
確か、深夜だったと思います。
巨大なタンクローリーに追いかけられる1台の自動車。
タンクローリーのドライバーの姿が見えないのが、怖さを倍増。

今週の上映を心待ちにしていました。
テレビではなく、大スクリーンで観ると、迫力満点!
ちょっと追い越しただけで、あんなことになるなんて。
怖い、コワイ。
TOHOシネマズ梅田では、30日(金)まで上映。
午前10時だけでなく、他の時間にもやってますから。

10月1日(土)〜7日(金)は、『羊たちの沈黙』。
これも見逃せません。
レクター博士、怖いけど、好き。

TOHOシネマズなんばでは、
10月8日(土)〜14日(金)、『荒野の七人』が。

1000円で名画が楽しめる『午前10時の映画祭』。
これは超お得です。

しかしまあ、『激突!』のように、他人に変な恨みを抱かれて、
大変な目に遭う事件が、大阪・天王寺で起きましたね。
大阪市交通局の職員が、アタマのおかしな奴に刺されて重体。
森岡容疑者、職業不詳の20歳。

新聞やテレビの報道によると、9月22日に市バスが通行人に
鳴らしたクラクションを、自分に鳴らされたと思い込んで逆上。
どうやらこれが発端とのこと。

被害者が本当に気の毒。
アタマのおかしな奴のほうが強い時代なんですね。
なんかしでかす時には、僕も、アタマがおかしくなりたいよ。
そしたら、無罪になるかもしれないんですから。

しかし、そんな世の中は、絶対におかしい!
「アタマのおかしな奴のアタマの中」よりも、おかしい!

僕、ひとつ、考えてることがあるんです。
いま、日本の刑務所は満杯なんだそうです。
これからもっと、刑務所に入るべき人は増えます。
まあ、これを何とかしないといけないんですが。

しかしまあ、凶悪犯罪、罪の意識のない奴はたくさんいる。
そんな奴、「死刑」にしたところで、逆に「楽だ」と思うんです。
もっと、「地獄」を味あわせないといけない。

そこで、とても遠く離れた海上にある無人島をリニューアルする。
多額の税金を使ってでも。
名付けて、『地獄島』。
もっと、いいネーミングがあれば、OKですが。

地獄島行きは、死刑よりも惨い刑なんです。
絶対に島からは逃げ出すことはできません。
高圧電流が流れる有刺鉄線が張り巡らされていますから。

そこには、多数の凶悪犯罪者、殺人はもちろん、強姦、
幼児対象の性犯罪者、強盗、ひったくりの常習者、などなど、
男も女もいます。
「アンタはもう、アウトだよ」ってな奴を送り込む。

もちろん、冤罪はダメですよ。

島の中には、建物なんてありません。
みんなで考えて、住む場所を作ってもらいます。
月に1回か2回、自衛隊あたりが、必要最少限の食料を投下。
それを彼らは奪いあいます。

当然、そこでは、新たな殺戮も行われるでしょう。
そんなこと、知ったこっちゃない。
「強い者が勝つ」

彼らが協力して、仲良く暮らすかもしれません。
でも、そんなことは、99.99999999%、ありえないでしょう。

皆で協力できる人間なら、そもそも、そんな悪事に手は染めない。

島には、トラやライオンを、時間帯によって放し飼いにしてます。
毎日、アトランダムに、猛獣が徘徊する。
さて、どんな風に過ごすのでしょう。

スゴイ、地獄だと思いませんか?
でも、死刑より、辛いですよね。
死刑って、簡単に死んでしまうんですから。
もっと苦しんで、それこそ狂気に囲まれて、
強烈な激痛、苦痛を感じながら死んでいってほしい。

先日、この話を仲間にしたら、引いてました^^

僕って、おかしいですか?
アタマ、おかしい?
まあ、ちょっとぐらいおかしくないと、噺家なんかできません。

狂気と冷静さのバランス。
これが大事。
今のところ、かろうじて、このバランスを保ってるかなと思いますが。

死刑については、賛否両論あります。
でも、『地獄島』は、知恵と運次第では、生きていけますよ。
生き延びても、地獄なんです。

被害者や遺族の辛さを考えれば『地獄島』ってありだと考えます。

そして、この『地獄島』の様子を紙芝居にして、
幼稚園時代から見せてあげるんです。
さすがに、DVDの映像ではショッキングですから。

「悪いことすれば、地獄島に連れていかれるんだよ〜」って。
小さいうちから、そんなことを植えつけていれば、ちょとはマシかも。

僕、マジなんです。
まあ、土台、無理な話ですが。

ハムラビ法典、大好き!
「目には目を」

万引きや、ひったくりを3回したら、利き腕切断!
そして、額には、「万引き」とか「ひったくり」と書いた、
焼印を入れる。
そうやって、肩身の狭い思いをすればいいんです。

ただ、難しいのは、その犯罪者の家族の問題。
名前も変えて、住む場所も変えて、新たな人間として暮らす。
そこには、国の援助も少しくらいあってもいいのでは?

『地獄島』を舞台にした小説、書こうかな?^^

そうそう!
28日(水)のラジオ大阪『銀ぎんワイド』、8時すぎ、ゲストに、
俳優の駿河太郎さんが来られます。
師匠・鶴瓶の息子さんです。
久々の再会。
僕が一番楽しみ〜。
ぜひお聴きください。

落語会など、出演情報を更新しました。
秋はたくさんあります。
もう、来年の舞台もいくつか決まってます。

危険な思想の持ち主・銀瓶ですが、ぜひお越しくださいませ。
たぶん、ジェントルマンだと思います^^

では、明日も銀ぎん!^^