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[670] 今日も銀ぎん!/2008.02.02(土) 10:11

 『若旦那と二人会で銀ぎん!』 2008年2月2日(土)

毎月一日は、ミナミのトリイホールで「トリイ寄席」。

僕もこれまで何度か出させて頂いてますが、
昨夜は、桂小米朝兄さんと僕の二人会でした。

「トリイ寄席」は、小米朝兄さんが世話役をされてるんです。
昨年末、お兄さんからお電話を頂きましてね。

「銀瓶くん、2月1日のトリイ寄席に出てほしいんやけど〜」
「ありがとうございます!」
「もう、いっそのこと、二人会しよか〜」
「えっ!?いいんですかぁ?」
「ええやん、ええやん。やろやろ〜」

あっさり決まりまして^^
僕とお兄さんとはキャリアが10年も開いてます。
そんな大先輩と二人会なんて、光栄すぎます^^

でも、実は以前からそんな希望を抱いてました。
しかし、僕の方からお願いするわけにもいかず。
ですから、お兄さんの方からお話を頂いて、
ホントに嬉しかったんです^^

小米朝兄さんには、これまで随分とお世話になってます。
落語会に出して頂いたり、飲みにも連れて行ってもらったり。

「超」というか、NHKの朝ドラ風に言うと、
「そ〜こ〜ぬ〜けに」天然ボケの方です^^

でも、憎めない人ですよねぇ。
そして、何と言っても「華」のある方です。
舞台に出られると、空気がパッと明るくなりますから。

毎回、人気の「トリイ寄席」。
今回も大入り満員でした。

トップの桂さん都くんが「みかん屋」で好スタート。
続いて小米朝兄さんが、実生活を描いたような「親子茶屋」。
中トリは僕の「不動坊」。

久しぶりに緊張しましたねぇ。
女性客の割合が高かったです。

中入り後は、川上じゅんさんの「腹話術」。
川上じゅんさんのお父さんは、あの、川上のぼるさん。

「腹話術」と言えば、川上のぼるさんですよね。
子供の頃、テレビでしょっちゅう見ました。

じゅんさんは、お父さんの跡を継いではるわけです。
だから、小米朝兄さんと同じですね。
お二人ともサラブレッド。
僕は・・・^^

川上じゅんさんの腹話術、初めて見たんですが、驚きました。
従来の人形がしゃべるというスタイル以外に、
ホワイトボードを使った腹話術をされてるんです。

じゅんさんが絵に描いた顔がしゃべるんです。
それも、じゅんさんと絵は離れてるんですよ。
腹話術とマジックの融合って感じですかね。

もちろん、人形も登場します。
「ジャック」が可愛かったです^^

その後は、僕の「宿題」。
これは、小米朝兄さんからのリクエストでして。

「宿題」には、仕事はできないけど勉強はできるという、
京都大学出身の山之内くんが登場しますが、
舞台で咄嗟に「中川明」に変えました。

「中川明」とは、小米朝兄さんの本名なんです^^
これが、ハマリましたね。

トリは、お兄さんの「どうらんの幸助」。

幸助が浄瑠璃の稽古屋を出るシーンで、
「こっから先は、アンタらには関係ない〜!」と叫んだのには、
大笑いしました^^
打ち上げでお兄さんに、
「あのセリフ、もらっていいですかぁ?」とお願いし、
許可を頂きました。
今度、「どうらんの幸助」をする時、やってみよっ!

終演後は、トリイホールの下にある「徳家」さんで、
鯨のハリハリ鍋。
美味しかった〜^^

川上じゅんさんとも親しくなれて、素晴らしい一日でした^^

では、今日も銀ぎん!^^