『加古川で銀ぎん!』 2008年2月25日(月)
今日は久々に、サンテレビ「ニュースシグナル」のロケで、
兵庫県加古川市に行ってきました。
加古川はその昔、大井川に次ぐ旅の難所だったそうです。
今は当たり前のように橋が架かってますが、
江戸時代などはなかったわけですからね。
だから、渡しの順番を待つ旅人のための宿場があり、
随分と栄えたそうです。
地元のことに詳しい方に出会いました。
元は散髪屋さんをされていた、岡田義治さん。
なんと、90歳!
現在は、郷土史家として、かつてのお店を
「加古川宿サロン」と名付け、昔のいろんなものを展示。
90歳ですが、背筋もシャキッとして、とてもお元気。
そして、面白い方です^^
ツッコミ所、満載のおじいちゃんでした。
岡田さんは衛生兵として満州に行かれていたんです。
20代の前半です。
青春時代を戦争に奪われたんですね。
でも、岡田さんは、「あの経験が、今の私を作っている」と、
肯定的です。
とても強い方だなぁと感じました。
映画「母べぇ」を観た時も思いましたが、昔の人たちは、
今の人の何倍も逞しかったんですね。
今の我々が弱すぎるのでしょう。
岡田さんから、兵隊になってからの日記を見せて頂きました。
とても達筆なんです。
そして、満州での写真もたくさん見せて下さったんです。
若い世代は、古い方たちの話をたくさん聞かないとダメですね。
その後、商店街へ移動。
かつては賑やかだった商店街も、今ではシャッターが目立ち、
寂しい感じでした。
日本の至る所でこんな光景が見られるんでしょう。
政治家たちよ、働けよ!
でも、そんな地元をなんとか活性化させよう、元気にしようと、
立ち上がった人たちもいました。
僕と同世代の小林善明さんが代表で、
「ホッターズ」という集合店舗をやってはるんです。
ホットにしようということですね。
入口にはたこ焼き屋さんがあり、その奥には雑貨屋さん、
アクセサリーショップ、駄菓子屋さん、喫茶店などが続く、
面白い店舗です。
その中の「creme blanche(クレム ブランシェ)」というお店で、
手作りの可愛いきんちゃく袋を買いました。
雪駄を入れるのにちょうどいいと思いまして。
加古川の名物に「かつめし」というのがあるのをご存じですか?
お皿に盛ったライスの上に牛カツがあって、
上からデミグラスソースがかかってるんです。
僕がお邪魔したお店はトンカツでしたが。
でも、とても美味しかった〜^^
それと、知らなかったんですが、加古川は靴下の町だそうです。
靴下の生産量がスゴイんですって!
なんとか、加古川が盛り上がる方法ないですかねぇ。
放送は、29日(金)です^^
では、明日も銀ぎん!^^