『感じたままに書きました』 2008年1月4日(金)
噺家になって初めてです。
こんなノンビリとしたお正月。
何しろ、三が日、完全オフですから。
毎年、落語会とか何かがあったんですがね。
三が日の間に一日は高座に上がりたかったんですが、
まあ仕方なし。
その分、2月から忙しくなることですし。
嵐の前の静けさとでも言いましょうか^^
元日は、神戸に住んでる祖母の家に行きました。
88歳なんです。
ずい分と体が弱ってきてまして。
でも、この日は久しぶりに、両親、僕の家族、弟夫婦、
妹、父の妹一家と、ほぼ全員が集まりまして、
祖母は大喜びでした^^
戦前、幼い時に韓国から日本に来て、
それからずっと苦労して生きてきた方なんです。
僕は『おばあちゃん子』で、とても可愛がってもらいました。
まだ何も恩返しはできてませんが、ただ一つやったとすれば、
僕の子供、つまり、曾孫を見せることができたことぐらいですね。
『つながってる』ということを実感しました。
祖母よりも前には、どんな人がいたのでしょう?
どの人から『つながって』、いま、僕がいるんでしょう?
僕のご先祖様は朝鮮半島にいたわけですが、
そのご先祖様の中で、子孫の一人が日本の落語家になり、
その上、その落語を先祖の国の言葉でやるようになると
予言や想像できた人なんか、決していなかったはずです。
なんか、おもしろいですね。
全て、つながってるんですね。
だからこそ、その『つながり』を大事にしないといけない。
今年の年賀状に、『原点に戻ります』と書きました。
つまりは、そういうことです。
どういうこっちゃ?
年賀状といえば、今年もありましたねぇ、直筆のないヤツ。
表も裏も印刷のみ。
目上の人からのは、いいとしましょう。
目上なんですから。
でも、僕は後輩にも何か書きます。
プリンターを通しただけの年賀状をポストに投函するって、
どんな気持ちなんでしょう?
僕にはわかりません。
やったことないですから。
2日(水)は、八尾の嫁の実家に泊まりました。
大事にしてくれるんですわぁ^^
おいしいものをたくさんご馳走になりました。
さて、4日(金)から仕事始めです。
ボチボチ、動きま〜す!^^
では、今日も銀ぎん!^^