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[624] 今日も銀ぎん!/2008.01.04(金) 02:23

 『感じたままに書きました』 2008年1月4日(金)

噺家になって初めてです。
こんなノンビリとしたお正月。
何しろ、三が日、完全オフですから。

毎年、落語会とか何かがあったんですがね。
三が日の間に一日は高座に上がりたかったんですが、
まあ仕方なし。
その分、2月から忙しくなることですし。
嵐の前の静けさとでも言いましょうか^^

元日は、神戸に住んでる祖母の家に行きました。
88歳なんです。
ずい分と体が弱ってきてまして。
でも、この日は久しぶりに、両親、僕の家族、弟夫婦、
妹、父の妹一家と、ほぼ全員が集まりまして、
祖母は大喜びでした^^

戦前、幼い時に韓国から日本に来て、
それからずっと苦労して生きてきた方なんです。
僕は『おばあちゃん子』で、とても可愛がってもらいました。
まだ何も恩返しはできてませんが、ただ一つやったとすれば、
僕の子供、つまり、曾孫を見せることができたことぐらいですね。

『つながってる』ということを実感しました。
祖母よりも前には、どんな人がいたのでしょう?
どの人から『つながって』、いま、僕がいるんでしょう?

僕のご先祖様は朝鮮半島にいたわけですが、
そのご先祖様の中で、子孫の一人が日本の落語家になり、
その上、その落語を先祖の国の言葉でやるようになると
予言や想像できた人なんか、決していなかったはずです。

なんか、おもしろいですね。
全て、つながってるんですね。
だからこそ、その『つながり』を大事にしないといけない。

今年の年賀状に、『原点に戻ります』と書きました。
つまりは、そういうことです。
どういうこっちゃ?

年賀状といえば、今年もありましたねぇ、直筆のないヤツ。
表も裏も印刷のみ。
目上の人からのは、いいとしましょう。
目上なんですから。
でも、僕は後輩にも何か書きます。

プリンターを通しただけの年賀状をポストに投函するって、
どんな気持ちなんでしょう?
僕にはわかりません。
やったことないですから。

2日(水)は、八尾の嫁の実家に泊まりました。
大事にしてくれるんですわぁ^^
おいしいものをたくさんご馳走になりました。

さて、4日(金)から仕事始めです。
ボチボチ、動きま〜す!^^

では、今日も銀ぎん!^^