『ウソつき少女で銀ぎん!』 2008年7月5日(土)
昨夜も熱帯夜だったのでしょうが、
この時間は、窓を開けると涼しい風が入ってきます。
どこからか、シチューの匂いがします^^
昨日は夕方からお芝居を観に行きました。
僕と同じ松竹芸能所属の池下敦子さんという女優さんから、
お知らせを頂いたので。
松竹芸能には「俳優部」があるんですよ^^
池下さんとは、何年か前に一緒にお芝居をしまして。
それがご縁で、お互いの舞台を観てます。
今回は、VOCE(ヴォーチェ企画)という劇団に客演です。
リリアン・ヘルマン原作の「子供の時間」というお芝居。
これまでに二度映画化されてるそうで、
1962年の作品(邦題『噂の二人』)では、
オードリー・ヘップバーンとシャーリー・マクレーンが出演。
スコットランドの女子寄宿学校で、
実際に起こった事件の裁判を基にしているとのことです。
一人の少女の嘘で、
周りの大人がとんでもない目に合うという悲劇です。
子供は平気で嘘をつきますからね。
大体が可愛い嘘なんですが、時々、困ったレベルのがあります。
それと、正直に「自分がやりました」と言えばいいのに、
「やってません」という奴がいますから、これまた大変。
しかしまあ、「嘘は怖いなぁ」と思いました。
「嘘も方便」とは言いますがね^^
池下さんは、ウソつき少女・メアリーに脅されて、
ウソの証言をしてしまう、ロザリーという可愛そうな女の子役。
泣きながら「私がやりました」と嘘をつくシーンは、
「おっ!流石。女優!」と胸の中で手を叩きました。
作品の中にいろんなメッセージが込められてました。
一番痛感したのは、
「壊してしまったモノは二度と元に戻らない」ということ。
それは、命であり、信用であり、関係であり、
様々なものに置き換えられます。
あと、「子供の言うことを頭から鵜呑みにしない」ということも?^^
でもね〜、信用してあげたいけどね。
今日は、昼間は羽曳野市で「りっくぷち寄席」。
夜は6時から繁昌亭で「銀瓶・由瓶 兄弟会」です。
「兄弟会」、お蔭様で一階席が埋まり、
二階席が少し残ってます。
5時から当日券を発売しますので、ご都合よろしければぜひ。
なんでも、NHKが僕の取材をしに来るそうです^^
では、今日も銀ぎん!^^