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[2191] 今日も銀ぎん!/2010.10.27(水) 09:17

 『済州高校で銀ぎん!』 2010年10月27日(水)

済州に来て初めて朝から青空が見えます。
気温が徐々に下がってきて、風もあったので、
昨日は「セーターを着たほうがいいかな」と感じました。

NHKの朝ドラ「てっぱん」、面白いですね〜^^
釜山にいる時、全部ではないですが見てました。
ソウルに行くとNHKが入らなかったので見られなかったんですが、
済州で久々の再会。
お好み焼きを食べたくなります^^

昨日は済州高校で公演。
日本語科の1年生から3年生、120人が対象。
会場の広報館はステージもあり、ちょうどいい広さ。
領事館の皆さんが高座を作ってくれまして、早々に準備終了。

韓国語で「犬の目」。
笑うポイントは全く同じです。
生徒によって日本語のレベルに差があるので、
どうしようか迷いましたが、日本語で「手水廻し」を。
隣の子に韓国語で説明している生徒もいました。

最後は質問コーナー。
最初の質問が、「身長は何センチですか?」。
落語と関係ないがな。

こんな現実的な質問もありました。
「日本では落語はいくらぐらいで見ることができますか?」

「だいたい、2000円〜3000円ですね。
高いのは5000円ぐらいします」と答えると、驚いた様子。
「でも、古典芸能の中では落語は安いほうです。
歌舞伎なら1万5千円ぐらいします」と言うや、「エ〜ッ!?」。

公演の前後、何人かの生徒と日本語と韓国語で話しました。
済州の日本語スピーチコンテストで1位になった人もいました。
「キムタク」は日韓共通語ですね。

日本で5年ほど前に放送されていた、落語を扱ったドラマ、
「タイガー&ドラゴン」を知っている子もいまして、
落語に対する知識も多少はあるようです。

「ソラ」という名前の女の子がいたんです。
「いい名前やね。日本語でソラは、空、つまり、ハヌルですよ」。
「はい。知ってま〜す」。

日本語を勉強している若い韓国人に必ず言います。
「日本に来たら、ぜひ生の落語を楽しんで下さい。
東京、大阪には寄席という、落語の劇場があります」

楽しく過ごして、済州高校を後にしました。

今日は細花(セファ)高校で公演。

では、今日も銀ぎん!^^